先週にAdobeのCreative Cloud及びPhotoshop、After Effectsなどのアプリ更新がありました。以前はAdobe CC更新するたびにトラブルや仕様変更の発生頻度が高かったため、手動更新にしていましたが、新しいPCのAdobe CCに設定し間違って、別画面のアプリ更新の設定を見逃し、Creative Cloudのみ手動更新しました。いざ作業を始めようとしたところ、Photoshop、After Effects両方ともトラブルがありました。ネット上の情報を参考しながら試してみたところ、自分のケースに効く対策方法をまとめてみました。
作業環境:Windows10 Home 20H2;AMD Ryzen9 5900X、128GBメモリ、1TB SSD、Geforce RTX 3070
Photoshopのトラブル1:Photoshopを立ち上げ、新規ファイルのレイヤーにテキストツールで文字入力しようとクリックしたときに、「直前の操作で選択したフォントのエラーが発生しました。問題が解消されない場合は、そのフォントを無効にしてください。」とのポップアップ画面が出ました。
解決方法:
1.Adobeのサポートサイトに関連ページがあります。(注:僕の場合、その通りに解決できなかったため、追加説明します。)まずはWindowsエクスプローラーの表示が「隠しファイルを表示する状態」になっているかを確認。 方法:エクスプローラーの上にあるリボンボタンの「表示」タブ →「オプション」をクリックして「フォルダーオプション」の設定画面を開きます。その画面の「表示」タブにある「ファイルおよびフォルダー/ファイルとフォルダーの表示」項目のラジオボタンを「隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する」に設定します。「OK」をクリックして終了します。
2.ローカルディスクの中にあるユーザーフォルダに入ります。例えばローカルディスクはCドライブの場合は、「C:¥ユーザ¥ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop <バージョン> 」に移動します。そのフォルダーにある「CT Font Cache」 フォルダーを削除し、ごみ箱を空にします。(Adobeサポートの紹介方法)僕の場合、やっても解決できなかったため、さらに「FontFeatureCache」を削除して、解決につながりました。ただそのあと2,3回Photoshopのクラッシュがあって、同時にモニターも信号なしの状態となりました。4Kモニター切替器を使っているため、ボタンを押して三つのHDMIポートを順番に回すとモニターの表示が戻りました。フォルダー削除の因果関係は判断できません。とりあえずしばらくPhotoshopの状況を観察したいと思います。
Photoshopのトラブル2:トラブルは大げさです。「別名保存」の挙動が変更され、「仕様変更?」との印象でした。今までCtrl+shift+Sで「別名で保存」 にして、PSDファイルからPNGやJPGなど複数のファイル形式に出力するワークフローにしてきましたが、突然「別名で保存」は「PSD、PSB、TIFF」との三択に限定され、大変困ります。自分はほとんどショートカットで編集作業をやっているため、ショートカットキーの一貫性がなくなると仕事が進まないのです。
解決方法:ファイルメニューにある「コピーを保存」で「JPG、PNG」などの形式に変更可能のため、ショートカットの設定で「 Ctrl+shift+S 」を「コピーを保存」に振ればいつも通りに作業できます。
After Effectsのトラブル: After EffectsはVer.18.2に更新した後立ち上げる時に「After Effects warning: Unknown BIB Error. source stream error, CT, 0」のポップアップ画面が出てきて、いきなりクラッシュします。


コロナの影響かどうかわからないですが、Adobe CCのバグが増えているような印象があります。自分には「選択コピーのクラッシュバグ」は禁じ手のようなもの、95%の確率でクラッシュします。今度のネタにしよう!とりあえず自動更新しないほうがより安定に仕事ができます。