この春節休みに上海に帰りましたが、新型肺炎の影響でほとんど外出できずに家にこもっていました。そのおかげで落ち着いて新作デザインができました。タイトル画像にある電動スポーツカーのデザインですが、ストックフォットサイトShutterstockに寄稿したところ、思いもよらぬ結果になりました。「知的財産権侵害(Intellectual Property)」という理由でした。もちろんその車デザインは自分が一からたくさんのスケッチとモデリング、そしてたくさん途中から湧いてきたアイディアとの調整した結果です。自分的にいいできですが、却下されると落胆しました。
Shutterstockのサポートフォームにレビュー結果に異議を入れて、チャート形式でサポート担当とやり取りしてみました。全部2回で、結論というと、レビュアーが拒否した理由を見つけません。対症療法もなく、運試しになります。
まず1回目に問い合わせたところ、肩書「Shutterstock Experts」の担当者は詳細事由を聞いてくれて、プロパティリリーズは必要かもしれませんとのアドバイスをくれました。やれやれ、これは昔審査時拒否がよく出るパターンじゃないですか?でもせっかくアドバイスしてくれるから、ダメ押して33枚にあった7枚だけ試してリリーズを付けて提出しました。ただ最初の「 illustration without reference」注記ではなく、「Previously submitted」に変えました。案の定、今度は同じくダメでした。それで2回目の問い合わせには「shutterstock expert and contributor」肩書の方が回答してくれました。詳細状況を説明すると、先方も手が詰まり、タイトルに「Original design by myself」という表現はいかがとのアドバイス。それは同じ結果と思いますが、もうレビュアーの好悪レベルになった話じゃないかと思いました。とりあえず先方のアドバイスで再度レビューに提出しました。
昔このようなトラブルが発生するときに、メールによる問い合わせが主流でした。そうすると、担当者は大体何らか発言権があって、当方からの説明と証明資料を見せると、再度審査依頼ができ、その時にレビュアーへ問合せ担当者からのケース番号(Case Number)を入力すると問題なくクリアできます。しかし今はチャートで意思疎通ができますが、アドバイスしてくれる担当者のポジションはあくまで“これでいいかもしれません”との助言で、必ずレビュアーに影響に及ぼすかとは言えません。
そろそろストックフォトから手を引くかと思ってきました。昨年はクライアントからの仕事依頼は多かったものの、それでも何百の静止画、動画を投稿しました。しかしストックフォト収入は全体的に下がっており、特にShuttstockの販売量減少はひどくて、2018年よりも100万円ほど少なかったです。今月もまだ600ドル前後、昨年同期の1/3ほど。自分のコンテンツ内容のボトルネックの可能性があり、ストックフォト市場は芳しくないかもしれません。
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