先日ネットで見つけた情報ですが、NVIDIAのグラフィックボードを利用する場合に、モニター側HDMIで接続されるとモニターの色表示が白っぽくなる事象があります。ドライバー側が勝手に出力の「ダイナミックレンジ」を「制限」モードにしているそうです。自分のドライバーを確認したところ「あたり」でした。
なんでHDMI接続すると「制限」にするのかよくわかりませんが、警告や知らせ情報などが一切なく、しかも高価なQuadroK4200を4年間も使っている私がかなりショックです。当初パソコンを導入したときに私がモニターの色表示の問題にずっと悩んできました。モニターの色を手動で調整したり、ドライバーを最新のものにアップデートしたりして、最後スパイダーカラーキャリブレーションも導入!それもさほど変わりませんでした。もしこの手の情報を入手しなかったら、多分ずっとこのままの状態と思います。
出力のダイナミックレンジを「制限」モードから「フル」モードに切り替えるのがかんたんです。前提条件はNVIDIAのグラフィックボードを使用し、かつNVIDIAコントロールパネルがインストールされているWindowsのユーザに向けです。
まず画面右下のインジケータをクリックして、その中に入っている「NVIDIA設定」というアイコンをクリック、すると「NVIDIAコントロールパネル」が立ち上げます。その「ディスプレイ」項目の下にある「解像度変更」を選択し、「3.次の設定を適用します」にある出力のダイナミックレンジドロップダウンメニューの状態を確認します。もし「制限」と表示されれば「フル」に変更します。それで完了です。
モニター側RGB表示の設定がある場合に、RGB範囲は「0~255」である状態を確認。
現在の24インチFHDモニターと27インチ4Kモニターで「制限」から「フル」に切り替えたところ、黒は締りがよくオレンジ色も鮮やかに見えます。画面キャプチャーして比較したかったが、結果は同じでした。当然です、あくまでドライバー側の問題で、画像は同じのハズ。MacがAMDのグラボしか使わない原因が何となくわかるような気がします。勉強になりました。
同じモニタをDVIからHDMIに変更したら色が薄くなってしまっていて困ってました。
この記事参考になり、解決することができました、ありがとうございます。
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たかさん、コメントありがとうございます。この記事が役に立ってよかったです。自分もパソコン/モニター/グラボなどを更新するたびにNvidia設定をチェックしています。ほぼデフォルトは「限定」ですね。落とし穴みたいです。
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