作品紹介:SAEレベル3対応の自動運転車のインテリアデザイン

作品紹介:SAEレベル3対応の自動運転車のインテリアデザイン

ストックフォト向けのデザインプロジェクトです。合理性を考えつつ、ユーザが画像を利用する時の見栄えも重視した案になります。

自動運転技術レベルについて、ここには米国のSAEインターナショナル(Society of Automotive Engineers米国標準化団体)の区分を採用しています。

レベル0:No Driving Automation 運転自動化なし。

レベル1:Driver Assistance 運転者支援 ハンドル操作または加減速がコンピュータで対応。

ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)車間距離維持、緊急ブレーキ、自動駐車などの機能。

レベル2:Partial Driving Automation 部分的運転自動化 ハンドル操作及び加減速がコンピュータで対応。ドライバーの目視確認及び緊急時の対応は必要。

レベル3:Conditioned Driving Automation 条件付運転自動化 自動運転になり、ドライバーの目視確認や注意などは必要の時のみ。

レベル4:High Driving Automation 高度運転自動化 特定の条件でドライバーの対応が必要ですが、基本的に運転はコンピュータシステム対応。

レベル5:Full Driving Automation 完全運転自動化 ステアリングホイールは不要。従いドライバーは不要。

■デザイン

1.自動運転車レベル3対応:運転手がすぐにハンドル操作が可能のため、ステアリングは収納式ではなく、前方へスライドさせてスペースを空くとの設定。

2.助手席前方のトレイに非接触型充電ユニットがあり、スマホやヘッドフォンのワイヤレス充電は可能。

3.前列シートを後方へ回転させ、駐車時の休憩やミーティングなどできる

4.後部に収納式テーブルが内臓され、引き出すとモバイルオフィスに変身。

自動運転車のメリットは交通事故の削減や、交通渋滞の軽減などがあります。またカーシェアリングの普及によりクルマの所有形態も変わり、車内に過ごす時間の使い方も多様になります。楽しみですね。

 

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